子どもの人権を考えるシンポジウムを開きました
「今、子どもたちに迫る魔の手・・・」
− 性、ドラッグ、非行、犯罪・・・。私たち大人は何をなすべきか −
1 日時 8月10日(金)13:30から16:00まで
2 場所 シーガイア・コンベンションセンター・サミットホール4階
3 新聞記事 2001年8月25日付け宮崎日日新聞
4 講師のプロフィール
(岩室 紳也 先生)
現職 : 神奈川県立厚木病院泌尿器科医長、神奈川県厚木保健所医師
所属学会等 : 日本思春期学会(評議員)、日本泌尿器科学会(指導医)、日本エイズ学会 など
著書 : 「エイズ対策」 東京法規出版(共著)「思春期問題読本」 教育開発研究所(共著)など
(小森 榮 先生)
現職 : 弁護士(東京弁護士会所属)
・日本弁護士連合会の刑事法制委員会事務局次長、拘禁二法対策本部事務局委員、東京弁護士会の刑事法対策特別委員会事務局長、広報委員会副委員長、東京簡易裁判所民事調停委員などを務める。
・1994年頃から青少年の薬物乱用問題に深い関心を抱き、200件を越える薬物事件の弁護を担当している。
著書 : 「薬物から家族を守る」 三一新書
(水谷 修 先生)
現職 : 横浜市立戸塚高等学校定時制教諭
・教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、高校生の薬物汚染問題に関わり、生徒の更生と、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行っている。
・若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいる。
・その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、薬物汚染の実態を広く社会に訴え続けている。
著書 : 「ドラッグ世代−第五次薬物汚染期の若者たち」太陽企画出版
「中高生の薬物汚染−知るべきこととできること」(共著)農山漁村文化協会
「さらば、哀しみのドラッグ」高文研
「STOP.タバコ.酒.ドラッグ」食べもの通信社
「さよならが、いえなくて」日本評論社
監修 : 「ノー! シンナー・覚醒剤」アーニー出版
「ドラッグを知ろう」リプリオ出版
5 シンポジウムの趣旨
子どもは、「心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるように努められ」「その生活を保障され、愛護されなければならない」が、家族の中で、社会の中で翻弄され、様々な問題を抱えている。
最悪の結果としての、虐待による死亡を免れても、心身の発達が阻害されることが広く指摘されている。
不登校やひきこもり、そして精神的疾患。また、万引き、窃盗、飲酒、喫煙、シンナー吸引、性的逸脱、暴力などの規範逸脱行為。
私たちは、このような子どもに現れる問題行動について、子どもの責任を問うだけでは解決せず、何よりも子ども自身が「愛護」されてこなかった、まさに人権が守られてこなかった結果として問い直す必要があると考えている。
今回、子どもに対する虐待を防止する活動の一環として、岩室紳也氏(神奈川県厚木保健所医師:専門はエイズ・性教育)、小森榮氏(東京弁護士会所属弁護士:専門は薬物乱用)、水谷修氏(横浜市立戸塚高等学校教諭:専門は薬物乱用)の3氏を招き、薬物・エイズから子ども・青少年を守るための活動の紹介を通して、子どもの人権を考えたい。